オタクの落書き帳

脳が働かない人間の戯言

【誰得】maimaiでらっくすでナーフされた譜面たちを紹介する【前半】

あけましておめでとうございます。れぎです。

しょうもない記事が多いブログではありますが、今年もどうぞお付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 去年は感染症の影響で色々不便な思いをした年でしたね。

 なかなか外出できないせいもあり、ゲームセンターの閉店ラッシュが起こり、音ゲーマーにとってつらい1年になったかと思います。

 今年に入ってからも影響は色濃く残っておりますので、皆さまもどうかお身体にはお気をつけていただければと…。

 

 さて、今回の記事はmaimaiについてです。珍しい!

 今回この記事を書くに至った経緯なんですが、昨年末ごろ、僕のフォロワーの方がこのような記事を書いてるのを目にしまして…。

maka.hateblo.jp

4譜面とも最高~~~~~~~~~~~~!!!!!!愛止めは神譜面。Falling Rosesは巻き込み配置こそ多いですが、地力要素が強くて個人的に一押し譜面でした。復活してくんないかな~~(住友不動産大崎ガーデンタワーをちらちら見ながら)

bg-otogame.hatenablog.com

ガチで神譜面揃い。マカさんの記事で紹介された譜面も含め、皆さんにプレイしていただけないのが本当に心苦しい。たのむ、せめてサブリナだけは復活してくれ…!(たまにやるアンケートの時にみんなで復活希望のお便りを出そう!)

 

 両記事とも、maimaiの削除曲について思い出深いものを紹介してくださっている記事です。これを読んだ僕は「紹介してくれて、ありがとう…!」とエースのような気持ちでいました。当時職場で気持ち悪い笑みを浮かべながら読んでいたと思います。なんだかんだで初期の頃からガチではないとはいえずっと触っているゲームなので、曲数が少ないが故に今以上に向き合うことが多かった昔の譜面については思い入れが強いものが多いんですよね。上の記事で紹介されたもの以外だとButter-fly*1ヘビーローテーション*2GO!!!*3あたりも思い出深いです。昔はアイマスともコラボしてたんですよ。

  で、記事を読んで僕も何かしらmaimaiの昔の譜面に焦点を当てた記事を書きたい!と思っていたのですが、削除曲を紹介するのも3番煎じとなってしまいます。ということで、僕の記事では少し趣向を変えて、「今も筐体でプレイできる譜面」から紹介しようと思います。どうせみんな昔の譜面は笑顔譜面が多いからって嫌がって避けてるんでしょう?そんなんじゃ古参と大会で当たった時陰湿な譜面投げられて負けますよ。さらに、ただ紹介するだけでは芸がないので、ちょっと変わった視点からの紹介をしようと思います。

 

 突然ですがここで一度、maimaiの歴史を超簡潔に振り返ってみましょう。「ドラム洗濯機型音楽ゲーム」として2012年7月12日に稼働したmaimaiは、チュウニズムやオンゲキといった優秀な後発音ゲーの影におびえながらも、7バージョンで合計12回の大型アップデートを経て、2019年7月に7周年を迎え、それと同時に筐体諸共大型アップデートを果たしました。名前も「maimaiでらっくす」(以下でらっくす)某マニアのパク可愛らしく?なりました。ゲーム全体の雰囲気も、前作終盤はラズ達や乙姫しゃま*4みるくといったオタクくん向けの美少女ゲーの雰囲気が漂っていたのですが、でらっくすではでらっくまというマスコットチックなキャラクターになり、キャラの幅も広くなったことで間口が広がりましたよね*5。謎コラボが多いのは相変わらずですが…。

 このとき、もう一つ大きな変化がありました。それは、スコアやノーツの仕様といったプレイの根幹に関する仕様変更です。

 今回の記事では、この「仕様変更」に焦点を当てて曲の紹介を行っていきます。

 まあ、稼働から1年経ってバージョンすら「Splash」に変わっていますし、昔からやっている方にとっては紹介するまでもないような時代遅れかもしれない記事ですが、今収録されているならばいつ紹介しても問題ない!ということで、仕様変更によってプレイしやすくなった譜面を紹介していきたいと思います。

 なお、14以上の高難易度譜面は皆さん触ると思いますので、この記事で紹介するのは「Splash時点で13+以下の譜面」のみとさせていただきます。

 以下、maimai無印~FiNALE時代全体を指すときは「旧作」と呼称します。

※当然僕の紹介する譜面ですので、”多少”笑顔要素が含まれます。

感想には当然個人差があります。鵜呑みにしないでください。

※この記事を見て当記事に載っている譜面をプレイして25~33円損しても、私は一切の責任を負いません。自己責任でお願いします。

 

1.そもそもこの記事は誰向けなの?

 ここまで読ませておいてその話する?

 そう思うことは百も承知ですが、この記事のターゲット層は予め示しておいた方が後わかりやすいと思いますので、ここで示させていただきます。

◆今回の記事は以下の方向けです◆

・旧作時代に嫌な思い出があって触りたくない譜面がある方

・旧作時代にHOLDのせいで100% SYNCが取れなかった方

・旧作時代に〇将などのスコア系称号を狙っていたが、低~中難易度にブレイクが少ない笑顔譜面があって放置していた方(多分神称号狙いの人にはあまり意味がないと思います)

・いまいちでらっくすの仕様変更を知らない方

 以上の方が対象となります。もう既に嫌な予感がしますね。

 とはいえ、当てはまらない方も、気になる方は続きを読んでいただければ幸いです。

 

2.大きな仕様変更点① HOLDの「離し」の判定

 でらっくすになっての大きな仕様変更の1つとして、「HOLD判定の緩和」があります。

 結論から言うと、でらっくす以降のHOLDの判定は以下のようになりました。

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HOLDの仕様変更内容。判定が全体的に緩くなった。

 maimaiのHOLDの判定は「始点」「途中」「終点」の3か所で構成されており、それぞれの状況によって判定を下します。

 旧作では「始点(HOLDの頭)」のタイミングを合わせて押して、「途中」で離さず、「終点(HOLDのおしり)」でぴったり離していないとPERFECTになりませんでした。

 始点が押せないとMISSになりますし、途中で離したりHOLDが終わっているのに押しっぱなしにしているとGOODになってしまっていました。このせいでうっかりHOLDを離して500点~1000点失ってSSSボーダーから落ちる、100% SYNCが失敗する、といった事故が多発しておりました。

 しかし、でらっくすにおける仕様変更により、HOLDは離しても即GOODにならず、HOLDの長さに対して離している時間の割合が小さければ*6PERFECTとして取り扱ってくれるようになりました。また終点についても、押しっぱなしによるGOODがなくなりました。仮に始点を取り漏らしても、一瞬でも押していればMISSではなくGOODで取り扱ってくれるようになりました。

 この仕様変更により、多少はHOLDによる失点が防がれるようになりました。もちろん、あくまで多少であり、完全に防がれたわけでありません。

 さて、このHOLD判定の仕様変更ですが、実はこの3種類の判定のうち、事故による失点を防ぐだけでなく、譜面の攻略においても役に立つものが1つだけあります。

 それは、「終点」の判定です。

 旧作の譜面には、HOLDによる認識難で難易度を上げている譜面がいくつか存在していました。

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MiLK時代のチャレンジトラック、SILENT BLUEより。HOLDの終点が8分ずれている。短い方が終わるタイミングで2本とも同時に離してもPERFECTになるが、感覚的に少し怖い。

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FiNALEの「PANDORA BOXXX」解禁曲の1つ、the EmpErroR[ReMAS]。短いHOLDは16分1つ分の長さとめちゃくちゃ短いが、同時押しが両方HOLDであるためどちらが短いかわからず混乱しやすく、GOODを出しやすい。

 当時、高難易度譜面はチャレンジトラックやPANDORA BOXXXといったライフ制の解禁が多く、ライフが少ない頃の威力が高い初見殺しとしてこのような手法がそれなりに使われていました。金落とさせる気満々で腹立つな。

 しかしでらっくすで終点の判定が消えたため、「う~ん困った、とりあえず両方押しっぱなしにしとけばいいや!笑」でPERFECT取れるようになりました。やったぁ!

 このように、HOLDの終点の仕様変更は譜面の攻略にも使われるようになりました。厳密に言えば、HOLDの持ち替えのために一瞬離してもよくなったという点で「途中」も一応攻略として使えます。が、一番恩恵を受けるのはやはり「終点」でしょう。

 では、実際に昔の譜面でやりやすくなった譜面をいくつかピックアップしていきましょう。今回の記事のために、フォロワーさんに色々おすすめの譜面をいただいてきたので、それを中心に紹介していきますね。

①Bad Apple!! feat. nomico[EXP]

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[譜面情報]

アーティスト名:Masayoshi Minoshima

難易度:EXPERT 

初出:maimai GreeN

ジャンル:東方project

レベル:9

BPM:138

ノーツ数:448

HOLD数:47

ノーツデザイナー:譜面‐100号

 

 譜面-100号、最高!!

 ということで、誰もが触るであろう人気曲からピックアップ。人気曲のEXPERT譜面というのは初期の頃から難易度が低く比較的素直な配置が多いですが、maimai GreeNの初期曲は天ノ弱といい脳漿炸裂ガールといいそうなりませんでした。どうして?

 この譜面も、非交互の8分TAPに2連SLIDEなど初出レベル8とは到底思えないような詐称譜面だったのですが、中でもきついのがブレイクのHOLD地帯です。HOLDが1本来たあとにもう1本HOLDが来るのですが、離すのはこの後から来たHOLDが先です。しかも、先に来たHOLDはその次のHOLDが来るまで押しっぱなしです。これを4セット繰り返します。初心者にこんなのできるわけないだろ!

 結果、どっちを離すか分からなくなったプレイヤーが両方離す/逆側を離してGOODとなり、1セット当たり500~1000点落としてS乗らず…なんて光景を旧作時代それなりに目にしました。ブレイクも少ないので、超将狙いをした方もイライラした経験があるのではないでしょうか。

 しかし、今はそんなことでイライラしなくてよいのです。何故なら、どっちを離していいか分からなくても押しっぱなしにしていればPERFECTになるからです。HOLDが終わってからゆっくりHOLDが終わった方の手を離して次に備えれば問題ありません。レベルも引き上げられたし、やっと適正な位置に収まったんじゃないでしょうか。

②Space Harrier Main Theme[Reborn][EXP]

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[譜面情報]

アーティスト名:佐野 信義「スペースハリアー

難易度:EXPERT 

初出:maimai PLUS

ジャンル:ゲーム&バラエティ

レベル:10+

BPM:125

ノーツ数:208

HOLD数:147

ノーツデザイナー:譜面‐100号

 

 譜面-100号、最高!!(2回目)

 古のEXPERT譜面オタクに話を振るとこの譜面のことが100%出てくるくらいには特徴的な譜面です。

 maimai PLUSでは、新ジャンルJOYPOLISや[Reborn]シリーズなど多数の悪質笑顔EXPERT譜面が追加された*7のですが、中でもHOLDに特化していたのがこの譜面です。ノーツの7割がHOLDの譜面は、後にも先にもこの譜面しかありません。

 当然これだけHOLDがあるんだったら、SLIDE譜面みたいに配置はまだ素直だろう…と思う方もいるかもしれませんが、ノーツデザイナーが譜面‐100号の時点でそんなことを期待してはいけないのです。

 ただでさえリズム難でGREATを量産しやすいのに、序盤は離すタイミングが分かりづらいTAP混じりの配置、中盤にはBad Apple!!の先ほど紹介した地帯よりもさらに複雑な手順で捌かなければいけないHOLD地帯*8があり、ブレイクも片手を8番ボタンのHOLDで拘束された状態で7番ボタンから1番ボタンに向けて反時計回りに8分の7連で降ってくるだけという非常に愉快な譜面となっております。これで初出レベル9です。バカがよ。

 それでも今10+に収まっているのは、HOLDの判定緩和のおかげでしょう。序盤のTAP混じりも、中盤の不規則HOLDも、押しっぱなしにしていればPERFECTになります。配置も絶妙にいやらしいため始点も取りづらかったのですが、仕様変更により始点を落としてもあとから拾えばGOODになります。いやあよかったよかった。

③メランコリック[MAS]

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[譜面情報]

アーティスト:Junky

難易度:MASTER

初出:maimai

ジャンル:niconicoボーカロイド

レベル:10+

BPM:140

ノーツ数:323

HOLD数:52

ノーツデザイナー:maimai TEAM

 

 maimai無印では初回プレイで3曲*9のうちから1曲ランダムでもらえ、他の曲を持っている人と一緒にプレイすることで他の曲も解禁されるというぼっちが死ぬ伝導解禁*10があったのですが、そのうちの1曲です。他の伝導曲であるZIGG-ZAGGもメグメグもかなり素直な譜面なのですが、メランコリックだけは多少癖の強い譜面となっています。

 この譜面の難所はAメロとBメロで、傾向こそわずかに違いますが2か所ともHOLDの配置のせいで腕が絡まりやすいです。Aメロは4分配置ながらも認識が難しい配置で、Bメロは認識こそ簡単ですが8分中心のTAPとHOLDのラッシュがやってきます。名前こそ「maimai TEAM」と合作名義で伏せていますが、この部分作ったのは-100号かニャインで間違いないと思います。

 ただこれも終点判定の緩和により押しっぱなしでよくなったので、Aメロがだいぶ捌きやすくなりました。仮に途中で手が離れても、すぐ戻せばPERFECTになる可能性があるので、安心感が段違いです。BREAKも4個しかなく旧作時代はHOLDを離すとSSSに乗らなくなっていたのですが、後述のスコア仕様の変更もありスコア難易度がようやくレベル適正になりました。紹介した以外の箇所は踊りに合わせた素直で楽しい譜面なので、ぜひプレイしてみてください。上の動画の概要欄にある「ホールド判定がガバガバになってから異常につまんなくなっちゃいました」っていう感想、めちゃくちゃわかる。

④Cosmic Train[MAS]

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[譜面情報]

アーティスト名:Shoichiro Hirata feat.SUIMI

難易度:MASTER 

初出:maimai GreeN

ジャンル:オリジナル

レベル:11+

BPM:130

ノーツ数:417

HOLD数:91

ノーツデザイナー:mai-star

 

 maimai GreeNのテーマ曲。この時期、Shoichiro Hirata氏の楽曲提供数それなりに多いんですよね。個人的にはORANGEのテーマ曲であるMIRROR of MAGICがお洒落な2 STEPで好きです。譜面もちょっと複雑なHOLDの配置こそありますが、楽しい譜面です*11

 さて、これのHOLD緩和ポイントはSLIDE始点直後に同じ位置に降ってくるHOLDです。采配の刻*12なんかもそうですが、当時こういう配置が流行っていたようでして…。この譜面のようにSLIDE始動前にHOLDが来るのはまだかわいいほうですが、始動と同タイミングにHOLDが来ようものならもう地獄でした。詳しくは上記注釈を参考にしていただければと。

 これのHOLD緩和による恩恵は終点判定ではなく、途中の判定部分にあります。認識難なのでHOLDを離しやすくGOODになりがちだったのですが、すぐ押し直せばPERFECTになる可能性が生まれたことにより、やりやすくなりました。先述の”采配”も、仕様変更のおかげで大真面目にSLIDEをとってもGOODにはならないです。神~!

⑤GET!! 夢&DREAM[MAS]

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[譜面情報]

アーティスト名:加賀美 祥「学園ハンサム

難易度:MASTER 

初出:maimai MURASAKi

ジャンル:POPS&アニメ

レベル:11+

BPM:150

ノーツ数:407

HOLD数:155

ノーツデザイナー:玉子豆腐

 

 maimaiの謎コラボシリーズは今や名物?となりましたが、恐らくその先駆けとなったのがこの「学園ハンサム」コラボだったと思います。結構前のアニメだと思っていたのですが、2016年と知ってびっくりしました。確かに絵面こそ多少アレですが塗りは綺麗ですもんね。ちなみにこの曲の編曲は”あの”Genesisで有名なMorriganさんです。マジで?

 さて、譜面の方なんですが、学園ハンサムですので多種多様なアゴが飛んできます。HOLDの形状がアゴの尖り具合に似ているのでTAPも短いHOLDになっていますし、SLIDEの形状もどこかしら尖っているものしかないです。そのくせ配置が割かし素直なのがズルい。

 この話をした時点でお分かりいただけると思いますが、譜面のコンセプトを確立させるが故に本来想定されてない認識難になっている部分がHOLDの終点判定が緩和されたことにより、押しっぱなしでもPERFECTになるので楽になりました。全部のHOLDを大真面目に長押ししても許される時代になったのです。

 あんまり遊ばれてない版権曲である割になぜか息が長いので、もっと笑顔ネタに特化している真・ハンサム体操でズンドコホイ(MASTER12+)の方と合わせてプレイしていただければと思います。楽しいですよ。

⑥腐れ外道とチョコレヰト[MAS]

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[譜面情報]

アーティスト名:ピノキオP

難易度:MASTER 

初出:maimai PLUS

ジャンル:niconicoボーカロイド

レベル:13

BPM:260

ノーツ数:598

HOLD数:92

ノーツデザイナー:はっぴー

 

 今でこそ高速曲ばかりのmaimaiですが、最高BPMについてはmaimai PLUSでこの曲が登場してからORANGEでみかんのうたが出てくるまで長いこと更新されることはありませんでした。今でもBPMで見れば旧作譜面の中では3位*13です。

 譜面の方はHOLDよりもサビのSLIDE配置の方が特徴的なのではないでしょうか。通称「ワイパー」と呼ばれる部分は、多分今置いたら炎上するんじゃないかというくらいの際どい配置です。巻き込みも多く、ブレイクの少なさ(9個)もあり旧作時代はSSS難易度としてもそこそこ上位にいたと思います。maimai PLUS終盤にも最難関チャレンジとして期間限定でこの曲をSS(SSS)するとアイコンが獲得できる、というイベントがありました。

 さて、この譜面のHOLD緩和箇所は2番のAメロです。BPM260なのに片手をHOLDで拘束しながら8分の隣接配置を捌かされるというトンデモ配置なのですが、ほんの一瞬なら離してもPERFECTになる可能性があるのでホールドに手をかけながら隣接しているTAPを拾いにいけるようになりました。まあそれでも十分ここは難しいんですが…。

⑦Crush on You[ReMAS]

www.youtube.com

[譜面情報]

アーティスト名:福山光晴「Crackin’DJ」

難易度:Re:MASTER 

初出:maimai(譜面はMURASAKiで追加)

ジャンル:ゲーム&バラエティ

レベル:13+

BPM:125

ノーツ数:555

HOLD数:89

ノーツデザイナー:Jack

 

 故きを温ねて新しきを知る、というのは往々にして大事なことではありますが、maimai MURASAKiのボス曲として追加されたのは、まさかのmaimai初期収録曲だったCrackin' DJの4曲*14でした。どれも個性の強い譜面であり、初見殺しもかなり強い譜面だったので、賛否両論だった記憶があります。

 Crush on Youはこの中でも割と素直な方で、APや理論値狙いをしなければ楽しい譜面だと思います。巻き込み要素がやや多いことが難点ですが、それを差し引いても良譜面です。

 ただし、1か所だけ認識が難しい部分があります。それが序盤の短いHOLDと長いHOLDのみで構成されているHOLD地帯です。最初の入りだけどっちの手が長いHOLDか分かってしまえばあとは規則的なので対応可能なのですが、久しぶりにやったりするとその入りを忘れるので大体悲しいことになっていました。ただそれもHOLD緩和により迷ったら押しっぱなし戦法で乗り切れるようになりました。楽勝!

 

⑧まとめ

 ここまで7譜面、HOLDの仕様変更により攻略しやすくなった譜面を紹介いたしました。旧作時代のHOLDは本当にデリケートだったので、この仕様変更はありがたかったですね。反面、”正確にノーツを処理する楽しさ”は少し失われてしまったので、そこに一抹の寂しさを感じますね。

 最近のでらっくす譜面にはこの新しくなったHOLDの仕様を生かしてほしいかのような配置も散見されるようになりましたね。タッチノーツ絡みなんかはその傾向が特に強いように感じます。ぜひこの仕様変更を生かして安定した運指を練っていただければと思いますし、先に挙げた譜面たちをはじめとしてスタンダード譜面の方も攻略していただければと思います。

 

 さて、ここまでで既に結構な分量となってしまったのですが、実はまだこれは前半戦です。何せもう1つ、大きな仕様変更が行われているので、それも紹介しないといけません。ただ、記事がそのために冗長になるのもよろしくないと思いますので、ここでワンクッション置くために記事を分けようと思います。

 後半戦の記事は早くて今夜、遅くても明日の午前中までには仕上げようと思いますので、この記事を読んでのんびりとお待ちいただければと思います。書けました。遅くなり申し訳ございません。

regioriodd.hatenablog.com

 それでは一旦お別れとさせていただきます。ばいば~い。

 

*1:maimai GreeN初出。ポップンの譜面も笑顔なことで有名。突如32分回転が降ってきたり、HOLDの手を間違えると悲惨な目に遭う16分配置など、笑顔要素が多い。

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*2:maimai初期曲。どこの音を拾ったんだか全くわからない5連打が強烈。低難易度AP埋めの敵だった。難易度が12段階に細分化されたあとも、難易度9で異彩を放っていた。

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*3:maimai GreeN初出。GreeNの初期曲のアニメ枠は有名どころを多数収録したんですが、まあ笑顔譜面が多いこと多いこと。これも例に漏れずです。難易度10でその16分はやっちゃダメだろ!え、動画がない?マジで?

*4:cv:種﨑敦美さん(重要)。筆者は未だにMiLKバージョンのとき「SEGA」の声だけでだれか当てられなかったことを引きずっているらしい。

*5:諸説あり。

*6:短いと本当に一瞬で戻さないといけないが、長いと0.5秒くらい離してもPERFECTになってると思う。要検証。

*7:巻き込めとばかりにSLIDE中に軌道を追いかけるように降ってくるブレイクが特徴的なQuartet Theme[Reborn]、後半が延々と乱打のYA・DA・YO[Reborn]、低難易度MASTERよりはるかに難しいTurn around、Black Out、Fragranceなど。Rebornで一番まともなのがLike The Windってお前…。

*8:この譜面全部がHOLD地帯なんですが…。

*9:ZIGG-ZAGG、メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト、メランコリック。僕はメランコリックでした。

*10:今でもBATTLE No.1とか某和田の達人解禁曲とかに受け継がれていますね。

*11:これもHOLD緩和で多少楽になりました。ちなみに今なら2曲ともLIVEDAMで歌うことが出来るぞ!ただ感染症が流行っているので気を付けて歌いに行ってもらえればと…。(情緒不安定)

*12:maimai PLUS初出。SLIDE始動のタイミングでホールドが降ってくるので、大真面目にSLIDEをなぞろうとするとHOLD即離しの判定を取られてGOODになります。ので、SLIDEを捌くときは始点のちょっと先からなぞる必要があります。は?

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*13:厳密には、みかんのうたを含め、NOISY LOVE POWER☆[ReMAS]のみ倍のBPMとなるため5位になる。でらっくす譜面を含めるとアポカリプスに反逆の焔を焚べろの加速後、YURUSHITE、Boys O’Clock、プナイプナイせんそう、幾望の月、Secret Sleuthに負けるので11位と大きく後退する。インフレしすぎだろ…。

*14:Sun Dance(現13)、Beat of Mind(現14)、In chaos(現14+)。ハブキにされたNatural Flowくん…。