オタクの落書き帳

脳が働かない人間の戯言

【大晦日・元日スペシャル】2020年に参加したTRPGまとめ

こんにちは。なゃんです。

何かと不自由が多かった2020年もいよいよ残り数時間となりました*1

皆さま、この1年間いかがだったでしょうか?

 

そんなわけで、今日は大晦日*2

1年間を振り返るにはちょうどいい日だと思います。

なので、2020年に参加したTRPGのまとめをします。

……え、もしかして身内ネタですか?

 

 

【本日のお品書き】

 

 

はじめに:なぜ、音ゲーでなくTRPGなのか?

 (自分語りなので、興味ない人は次のセクションまで飛ばしてください)

 普段僕のTwitterを見ている方は、「なゃんと言えば音ゲーでしょ?」「なゃんと言えば百合狂信者でしょ?」と思う方のほうが圧倒的に多いと思います。……え、そもそも僕に対する印象がない?そうですか。そういう方については今日のところはここでお別れとさせていただきます。よいお年を。

 まあ確かにそれは間違いではないんですけど、気が付いたら僕と音ゲーの距離感は近くなりすぎているせいか、何も思うところがなくなってしまったのでまとめるまでのことがないんですね。収穫がないともいう。

 百合狂信者としてのまとめに至ってはまとめもへったくれもないし、とりあえず今期アニメで「魔女の旅々*3」「安達としまむら*4」「おちこぼれフルーツタルト*5さえ見ておけば僕のまとめは完結しますので、まずはそちらを見ていただければと思います。僕はこいつらに秋ごろの命を大変救われました。ありがとう白石定規。ありがとう入間人間。ありがとう浜弓場双。

majotabi.jp

www.tbs.co.jp

ochifuru-anime.com

 そういうわけで、僕のメインコンテンツの部分では特段述べることがないんです。

 一方、今年はなんたゃら感染症*6のせいで、緊急事態宣言期間をはじめとして在宅で過ごすことを余儀なくされる時間が多かったです。僕も去年は毎週のように実家に帰っていたのですが、今年はその半分くらいしか帰ってなかったと思います。

 で、そんなステイホーム中なんですが、残念ながらオタクであること、地方の職場である関係で高校までの人間関係が幅を利かせまくっている環境*7から、仕事では同期とのプライベートな関わりはないといってもよく、せいぜい1回だけzoom飲みをした程度でした。

 そうなってくると、自然と学生時代の身内メンバーとの関わりが復活してきます。大学で知り合って今も付き合いがあるやつなんて大抵オタクですので、関わっていて安心感があります。段違いです。

 最初の頃はボードゲームアリーナでボードゲームしたり、のんびり通話したり、麻雀したりしていたのですが、ある時そのうちの1人がTRPGやらね?って言ったのが始まりで、GWごろからTRPGをするようになりました。もちろん、オンラインで。

 当時、僕自身のTRPG経験は薄く、高校時代にエンドブレイカーというTRPG入門みたいなのを1セッション、大学時代にクトゥルフ神話TRPG(以下CoC)の名シナリオ「毒入りスープ*8」をやったきりであり、動画としても「沼男は誰だ?*9」と見たことがあった程度で、声をかけられた当初はやる気が薄く、人の前でRPするのも恥ずかしい、というのもあり最初は聞き専が多かったです。

 身内メンバーの中に元々職場でCoCをやっていたやつがいて、そいつが自作でシナリオを作り出してから、他のメンバーも自作シナリオを作り始めて、2ヶ月ほどは毎週のようにセッションをやってました。

 この頃からCoC動画をニコニコ動画で漁るようになり、古くから新しきまで合計400本くらい見てました。個人的には品口凸凹さん*10のシナリオが骨太でお気に入りなのでぜひ見てください。

 ある程度感染拡大も収まり、それなりに外出が可能になってからは少しずつ頻度が落ちましたが、それでも月に1回は集まってわいわいする日が出来るようになりました。

 ほぼ同時期、僕がCoC欲を持て余していたので、高校の頃仲が良かったやつらにも声をかけてCoCをすることになりました。ちょうど彼らのネトゲ仲間でCoCやったことないけど興味ある!という人がいたので、その人も混ぜてCoCをやる日々がこちらでも始まりました。全盛期は週2でCoCをやっていましたね。狂気か?*11

 今となっては、あるメンバーの発案で高校メンバーと大学メンバーが一緒にCoCをするようになり、学校の壁を越えた交流までなされるようになりました。うれしい!

 というわけでこの1年で僕の中の交友関係が色々広がったTRPGもといCoCについて、せっかくなのでどんなセッションをしたか見返す記事を書こう!と先ほど思い立ちまして書くに至った次第です。

 今年やったシナリオは大体20本くらい。オリジナルシナリオもありますが、大体はpixivやシナリオ本のものになるので、そういったシナリオについてはネタバレにならない程度に感想を垂れ流していこうと思います。

 

参加したセッション

 ここから、実際に参加したり傍聴したりしたシナリオについてちょっとずつあらすじや感想を述べながらまとめていきます。時にはひりつきやもめごともありましたがそういったところについてもまとめていくつもりです。多分備忘録的な面が強いです。

 なお、タイトル横にある()内の表記について、「高」は高校メンバー(以下「高校卓」)でやったもの、「大」は大学メンバー(以下「大学卓」)でやったもの、「コ」は両方のメンバー(以下「荒波卓」)でやったものになります。

①小さな君、大きな月 オリジナルシナリオ (大) 4月26日

 <あらすじ>

 現在世間では、微熱、味覚障害などを伴う謎のウイルスが流行していた。探索者達は、まだこのウイルスが流行っていない東京の南の方にある小さな島、禍護島へ逃れるように旅行することになるのだが…。

 

 記念すべき大学卓初セッションは、メンバーの1人が自作したシナリオでした。彼はこのシナリオを含めこの後もいくつもシナリオを書いており、そのシナリオの速筆とクオリティが強く評価されています。弊卓の回転率のメインDPSです。

 この回は僕は聞き専でした。まだRPに対する恥ずかしさがあったのと、モチベがそれほどなかったことが要因です。(この回も、聴きながら途中で寝てしまいました。)

 この時点で既に、自民族意識の強い外国人、男の睾丸を切り落とす女性犯罪者といった大学卓の特徴である「強烈な*12探索者」が暴れまわっていました。この卓にはそれなりに場数を踏んでいる経験者がKP含め4人もいたのですが、初プレイのメンバーも日本人かぶれの外国人キャラを見事演じ切り、只者ではない感を見せつけてくれました。

 そしてこのシナリオ終了後、「自作シナリオを作ろう!」という動きが起こり始めます。

 

②ひとりぼっちの理想郷 既存シナリオ (大) 5月2日

 <あらすじ>

 理想な暮らしが送れるという夢のような島「エデン」。

 平和でのどかに見える島にはいくつもの不穏で不気味な鱗片が。

 夢から醒めた時、世界は豹変する。

 

 メンバーの1人が買ってきたシナリオ本「科学と禁忌」より。

 僕がこの卓で初挑戦したシナリオ。何せ数年ぶりのセッション参加なので、手探りでやってました。自探索者は当時ハマっていた某バーチャルYoutuberから着想をえまして、ストリートマジシャンの女子大生(実はメンヘラ)という感じでしたが、あんまりその辺の設定を生かしきれなかったのが悔やみです。なおこれ以降、僕は女性RPの方が圧倒的に多くなります。ネカマかよ。

 この回はCoCの7版(一昨年出た、ルール改正が大きくあったバージョン)での初セッションだったのですが、以降7版でのセッションがメインとなります。一方高校卓は使用するシナリオの都合からしばらくは6版(従来のCoC、大体のCoCシナリオや動画はこれに当てはまる)でプレイすることになります。

 結果として最後の最後で自分が選択肢をミスったようで自分しか生き残らなかったり、見るからに罠だろ…みたいなところに勢いよく飛び込んでロストしていった歴戦の勇者が現れたり見どころも多くCoCらしさがよく表れたセッションだったと思います。

 

電影少女 オリジナルシナリオ (大) 5月10日

 <あらすじ>

 高性能地図アプリ「クロックマップ」が流行する世界。探偵事務所を営む探索者達の元に、三分一 春奈という女性が訪れる。春奈の話によると、娘の雪菜が数日前から連絡が取れず、帰ってこないという。人探しの依頼を受けた探索者達は、雪菜の捜索に向かうが…。

 

 GW後半、シナリオをみんなで自作しよう!というムーブが起こる中、真っ先に書き上げたのが「小さな君~」がCoC初プレイだった彼でした。元々それなりに動画を見ていたらしいので、モチベ自体はあったらしくGWの3日間でシナリオを書きあげてくれました。早すぎんだろ…。

 探索者の時も設定が肉厚ですごいな~と思っていたのですが、シナリオの中身も肉厚で(本人はガバガバだよと言っていましたが、やっている中で矛盾を感じる場面は一瞬たりともありませんでした)最後のトリックも「状況的にこれしかありえないだろうけど…いやでも違うだろ…」と思わせてから実はそれでした!と裏を綺麗にかかれました。おかげでクトゥルーエンド。悔しかったなあ。

 この時の僕の探索者は「須磨 保太郎」という、某ハッカーバーチャルYoutuberと某スマホ太郎をモチーフにした俺また何かやっちゃいました系ハッカーキャラを作りました。

 なお、この回以降ロス率が急激に下がります。シナリオの都合もありますが、少しずつ生き延びるための立ち回りがみんな身についてきたという感じがありますね。

 

④深海のアーク オリジナルシナリオ (大) 5月17日

 <あらすじ>

 現代の合衆国。
 海底設置型完全環境実験施設「アーク」は、環境問題から人類を護る方舟のモデルケースでもあり、情報が集まったアーカイブでもあることからその名を冠された。
 存在の秘匿されたこの実験施設へ、わずかな人間を運び潜水艇が降り立つ……。

 

 GWの自作シナリオ企画の第二弾。「ひとりぼっちの理想郷」で単身穴に飛び込んだ歴戦の勇者が作成した、クローズドシナリオ。

 僕がゲーセンに行きたいがためにさぼったシナリオ…だったはずなのですが、探索者のうち1人が途中で先輩とのランニングのために抜けることになり、急遽30分だけ代打を務めることになりました。

 ゲーセンに行っていたので当然ここまでのあらすじがわからない、にも関わらず物語は佳境という中で、引き継ぎ元から大体の話を聞き、見事(?)代打を務めあげました。なかなかできない体験をさせてもらいました。

 とはいえこういう状況で一瞬参加しただけでしたので、このシナリオについての感想は以上となります。

 

⑤思い出をありがとう オリジナルシナリオ (大) 5月31日・6月7日

 <あらすじ>

 御蔵浜市にオープンした遊興施設「メモルシティ」。探索者達は各々の理由をもってメモルシティのプレオープンイベントに参加することになる。昭和の風景をなつかしんだり楽しんだりする中、異変が探索者達を次々と襲っていく…。

 

 僕が初めてオリジナルシナリオを書いたセッションです。元ネタにしたのは「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」。ラスボスの姿やメモルシティの設定はそこを参考にしています。当時僕は後述の「台風の目」を見て感動していた時期なので、戦闘システムはそこを参考にしました。シナリオ内容としては、美少女あり、悪堕ちあり、洗脳あり、狂気ありと好きなようにやりたいように性癖を詰め込ませていただきました。付き合ってくれてありがとな。

 そしてこの時が人生2回目のKPでした。ロストが絶対ありえないシナリオで3人中2人ロストさせて以来、実に3年ぶりのKPだったので、全く勝手が分からず。シナリオも脳内シミュレーションが大概ガバガバで穴ぼこだらけだったので、ところどころ矛盾を生みながら必死で取り繕っていった結果、想定では6時間だと思っていたら終わってみれば12時間もの大セッションとなりました。2日、特に週をまたいでのシナリオは簡単に探索者の記憶が吹き飛んでしまうのでおすすめできませんね。まあこの後もう1回2週にわたるシナリオをやることになるのですが…。

 このへんから、僕がKPをやる頻度が結構高くなります。

 

⑥落ちた先に在ったのは 既存シナリオ (高) 5月30日

 <あらすじ> 

「アリス アリス 可愛いアリス
白いウサギに導かれ
甘い香りに誘われて
堕ちていくのは穴の中
暗い、暗い穴の中
アリス アリス 愛しいアリス
気まぐれ仔猫に気を付けて
彼から出でるはあべこべだらけ
アリス アリス 愉快なアリス

堕ちた先に、在ったのは……」

 

 姫埼 幸佑様作のシナリオ(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4025149)。

 高校卓初セッション。メンバーのうち2人がほぼ初挑戦という中で、初心者シナリオを選びました。僕自身もKP経験が浅いので、キーパリングに慣れるという意味でもこのシナリオを選びました。

 ちゃんと重要な情報を回収してもらう中で、CoC特有の死と隣り合わせの感覚を味わってもらえました。キーパリングについても詳細に書かれていて探索者達の誘導がしやすいように配慮されており、やりやすかったです。セッション中1個デカいガバをやらかしたのですが、結果としてなんとかグッドエンドまで持ち込むことができました。

 このシナリオもそうですが、個人的に不思議の国のアリスをモチーフとした作品がとっても好きなので、今年のどこかのセッションでアリスモチーフのシナリオを自作してやれたらと思っています。卓の各位、対戦よろしくお願いします。まあまず作れよ、って話からなんですが…。

 

⑦くらくなるから 既存シナリオ (高) 6月5日

 <あらすじ> 

 「ずっと、この夏が終わらなければいいのに」

 何も知らない子どもたちは、今日も太陽の下、無邪気に笑う。

 キラキラのビー玉。10円のアイス。ちんちくりんな秘密基地。

 何よりも輝いていたはずの思い出は、いつから消えてしまったのだろう。

 やがて、笑い方も 嘘も覚えたあなたは大人になっていく。

 

 えのまる様のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11241379

 初心者ではなかった高校卓のメンバーが初KPを務めたセッション。彼は比較的何をやっても許すタイプですが、どんな方向に持ってかれても方向修正を図ることができる地力の高さを持っています。

 僕を含めた探索者3人は1つ大事な情報を集められぬまま話を進めていったのですが、最終的に敏腕KPのキーパリングによって、本編に一切記載のないアナザーエンドを迎えることになりました。しかも圧倒的ハッピーエンド。すげえ。

 シナリオブレイクしながらも、誰も不幸せにならない素敵なセッションになりました。自探索者は僕にしては珍しく男性の「羽天 孝之助」という熱血歴史教師でした。初めて元ネタがないキャラを作りましたね。

 

⑧狐火と久遠の美をあなたに 既存シナリオ (高) 6月12日

 <あらすじ>

 探索者は、知り合いの芸能人が失踪した事件についての相談を受ける。その中で、怪奇現象に興味を持つもう1人の探索者と出会う。奇しくも知り合ったその2人でその芸能人が失踪したという廃墟に向かうが…。

 

 あーるでぃー様作のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10089439

 またも私がKP。このシナリオの動画を見てやりたい!と思ったのでやるに至りました。(雑な理由)

 かなりオープンワールドなシナリオだったので、まだ場数が少ない探索者からするとどこに向かうべきかが考えづらかったと思います。そんな中で半ば強引に誘導を行いつつ、情報を集めさせるようにしました。

 当シナリオはラスボスをどうにかする手段が難しいのと、下手すると簡単にロストしてしまうという緊迫感がある実にCoCらしいシナリオであり、雰囲気を大いに楽しんでもらえたようでした。

 

⑨いろはにほへと殺人事件(1回目) オリジナルシナリオ (大) 6月14日

 <あらすじ>

 大学の合同研究室に所属する探索者達は、同じ研究室に所属する井上から彼女の地元である「とりなき村」への旅行に誘われる。その「とりなき村」には「いろはに様」といわれる伝承が存在して…。

 

 自作シナリオを作ろう企画第4弾。KPは「ひとりぼっちの理想郷」のKPです。

 大学卓では時々挑戦的な試みをすることがあり、この「いろはに」も「同じシナリオを同時に2卓でやったらどうなるか」という実験を兼ねていました。結果としては同じだったものの、そこに至るまでの過程は大きく異なったようです。

 タイトルの名前からなんとなく「ABC殺人事件」が元になっているのかな…という予測は簡単に立ったのですが、最後の解決方法が分からず探索者2人で道に迷っていました。解けた瞬間のスッキリ感といったらもう…。「チョン刺し」とかいう迷言も生まれましたね。

 自探索者は「阿佐雛 たたり」という個人的に非常に思い入れのあるキャラです。小悪魔系後輩という立ち位置だったのですが、設定が全く狙ってないのにも関わらず北斗の拳のトキにそっくりになってしまったのでシナリオ中ずっと「トッキー」と呼ばれていました。相方も雲のジュウザを基にした探索者だったので、実質北斗シナリオでした。

 そして、このシナリオ中に「メンバー」という存在が誕生するのですが、こいつがこの卓での名物となっていきます。首振り人形みたいな見た目をしたT〇KI〇の元メンバー、山〇達也氏によく似た存在です。どうしてこうなった…?

 「メンバー」のくだりは多分採用しませんが、このセッションについては多分どこかで動画になります。そのうち、ええそのうち。

 ちなみに、12月に入ってから高校卓を相手にもう一度このシナリオセッションすることになるのですが、それについては後ほど…。

 

⑩はにー♡すいーつ♡ちょこれーと 既存シナリオ (高) 6月19日

 <あらすじ>

 行方不明のあの子は、神話生物でスイーツ脳!?
 超神話級のドタバタラブコメディ開演!!

 

 磨白様作のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6950865

 またもKP。前回の狐火~と同じ方の動画からやりたいと思うに至りました。前回のクトゥルフ全開のシナリオと異なり、肝心な部分については結構ラブコメチック。しかも上手くいけば神話生物を彼女にできるというおまけつき。バッドエンドもあるので、それなりに緊迫感は…あるのか?

 最終的に探索者の1人に神話生物の彼女ができまして、元の動画も紹介したら大変気に入ってもらえました。誕生日に自宅宛てにKPサングラスと一緒にその子の似顔絵が送られてきたときは大変びっくりしましたね…。(下のツイートに書いてあるイラストは別のキャラクターですが)

 

⑪響詠ノ鎮魂歌 既存シナリオ (大) 6月28日

 <あらすじ>

 探索者達はペガサス大学の軽音楽サークルに所属する大学生。2週間後に迫る文化祭に向けて自作曲の準備を行っていた。そんな中、火華 響という少女がペガサス大学で何やら不審な動きを見せているようで…。

 

 こり☆かん様作「エルズ・コール」所収のシナリオ。ここから3連続でこの本からのセッションが続きました。もちろん、私がKPです。

 ノリとしては前回の「いろはに」の流れを大きく汲んでいたセッションで、軽音楽サークルの部員たる探索者は「メンバー」を含め全員過去に何かしらをやらかしたアーティスト(1名除く)を基に作成されました。スタイリッシュ不謹慎が通常運転だなこの卓。

 一方シナリオの方は期間が長いわりに比較的行動が制限されている上情報も自発的には出づらいので、痺れを切らした探索者がNPCのお宅に勝手にお邪魔しに行こうとする*13、といった事態も発生しました。これが後々ちょっとした議論を呼ぶことになるのですが…。

 

⑫⑬エルズ・コール 既存シナリオ (高) 7月3日・10日 (大) 7月5日・12日

 <あらすじ>

 ペガサス高校の新聞部に所属する探索者達は、夏休み開始前日、新聞部部長「月羽 雨」に呼び出される。そこで持ち出された話は、謎の連続殺人事件だった。探索者達はこの謎を追っていくうちに、奇妙な現象に巻き込まれていくことになる…。

 

 先述の通り、こり☆かん様の同名シナリオ集より。高校卓と大学卓を両方別日程で並行してやりました。大学卓のメンバーでは、「いろはに」のシナリオ作成者がこり☆かん様ことあきらめない卓の動画を追っていたので、彼にサブKPをお願いしました。

 あきらめない卓のシナリオというのはなかなかシナリオ難易度も高く、自発的に行動しても思ったような情報が手に入らない(時間経過でイベントが発生して、そこで情報を得ることが多い)ので、探索者サイドからするとやきもきする展開だったと思います。(これはシナリオに対する悪口ではないです。)

 そのせいか、大学卓では前回と同様、怪しいと目されていたNPCの家に不法侵入しようとする探索者が現れました。あまりに毎回続けて強引な形で展開を進めようとすることにならないか、と謎の危機感を抱いていた僕が無理くり阻止したため、このメンバーとは一時的にわだかまりを残してやっていくことになります。

 ラストの選択での難易度も高く、ここまで得た情報から段階を飛ばした閃きが必要になってくること、さらにグッドエンドのために必要な情報が載っているものの特定の条件を満たさないと共有不可の秘匿HOがある(そのうえ、両方の卓ともそのHOを持っている人間が情報を共有できないために突っ走ってしまった)ことから、両方の卓ともノーマルエンドで終わることとなりました。正直もうちょっとKP側で配慮をしてエンディングとして良い方向に進めることができたのではないか、と悔いの残るシナリオではありました。

 でも、何が何でもハッピーエンドに持っていこうとせず、結果を結果として受け入れる姿勢は、CoCというゲームの展開上あるべき姿なのかもしれません。

 ここから、日程の都合が合わず、大学卓は1ヶ月くらい隙間が空きます。

 

⑭萌え立つ色は 既存シナリオ (高) 7月17日

 <あらすじ>

 うららかな春のある日、友人の奏江から呼び出された探索者は、彼女の悩み相談を受ける。一通り話して落ち着いたその時、急に奏江が苦しみ出す。彼女の背中を突き破って現れたもの。それはーー

 

 潤樹様作のシナリオ(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10209151)。KPは「くらくなるから」でKPをやった彼です。え、僕が探索者やるのって6セッションぶりなんですか?たまげたなぁ…。

 僕の探索者は「緋阪 藍」という可憐な元ヤン探偵の女性。ここから、自分の探索者に色の名前が付くキャラクターが増え始めます。基本的にはかわい子ぶるんですが、時折柄の悪くなる性格を演じたかったのですが、技量が足りませんでした(照)。

 この回は、シナリオというよりも探索者のうち1人のSAN値が心配になる場面が多く、いつロストするかハラハラすることが多かったです。そりゃSAN15で探索しだしたら同行の我々はたまったもんじゃありません。しかも最初のSANチェックで8吹き飛んだので、この瞬間「死んだな…」となりました。結果として彼は生き延びました。

 即死級のトラップはなかったのですが、シティシナリオでタイムリミットも不明だったので、探索者として行くべき場所に行っていいのかどうか悩む、選択肢が多いタイプのシナリオでした。久々の探索者としての参加で序盤は結構ガンガン行ってたのですが、酒を入れてしまった上深夜セッションだったので後半眠くて死にかけになってました。反省。

 

⑮台風の目(1回目) 既存シナリオ (高) 7月23日・8月8日・28日

 <あらすじ>

 今からちょっと未来の話。土星接近が世間を賑わせる年の瀬、季節外れの大型台風も同様に世間を賑わせていた。そんな中、探偵を営む探索者達の元に黒づくめの男達が人探しの依頼を持ち掛ける。それとほぼ同時刻、台風の目から映る空には到底看過できない異常事態が起こっていた…。

 

 品口凸凹様作のシナリオ。(https://booth.pm/ja/items/2096253)シナリオ推定時間14時間の超長編です。KPは僕です。

 5月末頃、休暇を利用して一気見してどっぷりハマってしまった僕は、事あるごとにこのシナリオを薦めており、あっという間にシナリオ本まで買っていたのですが、長すぎるという都合から避けておりました。ある程度セッションをこなして慣れてきたこのタイミングで、先に都合のつく高校卓でやることになりました。

 とはいえ、前半戦こそ早めに日程があったものの、後半戦がなかなか都合がつかず、プレイ自体は2週後、さらに3週後とかなり遅くなってしまいました。長いとはいえ3分割とかそりゃあそこまでのあらすじも忘れてしまうんですわ…。日程は確保しておくべきですね。そういったハンデ(?)も背負いはしましたが、ちゃんとハッピーエンドにたどりつくことができてよかったです。

 この頃から、メンバーの1人がセッションの印象的なシーンについてイラスト化するようになり、描くたびに卓メンバーが沸く、というのが恒例となっていきました。彼は持ち前の技術でこの後も八面六臂の活躍をすることになります。

 

 ⑯激ヤバ毒入りスープ 既存シナリオ (高) 7月23日

 <あらすじ>

 「―――激ヤバ毒入りスープを、飲みまくれ」

 

 あの泥紳士様の有名シナリオ「毒入りスープ」をパロディした、雑魚寝様作のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13171827)タイトルの通り、当時流行した「クソデカ羅生門」のような、あらゆる単語のスケールをめちゃくちゃ大きくした毒入りスープです。大学卓でも、大晦日に泥酔した3人で遊んでもらいました。

 先のイラストを描いてくれる彼の初KPとしてやりやすいよう、既にみんなでやったことのあるシナリオのアレンジシナリオを、ということで当シナリオが選ばれました。

 とにかくスケールがデカい。元ネタが分かっているだけに笑いが止まりませんでした。KPの雰囲気作りも上手く、終始笑いっぱなしの楽しいセッションとなりました。

 この回で作成した探索者は「比留坂 ゆかり」。FPS配信を中心とした、Youtuberの探索者です。一定の法則性がある探索者が作りたくて、「いろはに」の阿佐雛と合わせて「あさ・ひる・よる」がつく探索者を作り始めました。また、この辺から、「もしかして僕男性探索者作るより女性探索者作った方が生存率高いのでは…?」と思い始めます。(実際、年内通しての生存率は男性探索者が6割程度だったのに対し、女性探索者の生存率は10割でした。)

 

⑰人形の館 既存シナリオ (高) 7月31日

 <あらすじ>

 探索者達の住む町で次々と起こる行方不明事件。
 その事件に、あなたが仲良くしている女性の娘が犠牲者という形で巻き込まれることとなる。
 彼女に頼まれて事件を追ううちに、探索者は知らない方がよかった真実と向き合うことになるだろう。
 一連の事件には、彼女の実の姉が深く関与しているということに。
 探索者たちは、この異常な事態から逃げ出すことができるだろうか。

 

 海月三号様作のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10092087)KPは「くらくなるから」「萌え立つ色は」の彼です。この頃KP続きの僕が「探索者やりたい~~~~~」って喚きまくってこうなりました。お前そのころそんなやってなかっただろ。

 自探索者は「半波 中(はんば あたる)」。何もかも中途半端で、将来も全く考えてないまさに自己投影をしたキャラクターでした。等身大のキャラクターを演じてみたらどうなるだろう、という試みでやりました。そりゃあもうやりやすかったです。ですが、そればかりだと面白くなかったんでしょうね、また遠からぬうちに美少女ラッシュに戻ります。

 このシナリオも「萌え立つ色は」同様、SAN値が飛びやすいシナリオだったのですが、そのときのSAN15の彼がその探索者を使いまわした関係で、両卓でも初のSAN0によるロストが発生しました。哀れ。

 

禍神の島 既存シナリオ (高) 8月7日

 <あらすじ>

 あなたたちは、穏やかな海に浮かぶ孤島「御栖島(みすじま)」を訪れることになる。
そこで目にするのは、古くから伝わる伝承や島の掟、そして、固有の生きものたち。
そこは、「神さまの栖む島」だと言われていた......。

 

 きりお様作のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10542949

 自探索者は「慈照寺 不濁(きよら)」という某学級裁判ゲームV3の民俗学者をモチーフとしたキャラクターを作りました。キャラクターが濃い探索者を作るとRPが楽にできていいですね。他の探索者さんたちが濃いキャラをやりたがるのも分かります。

 KPは「激ヤバ毒入りスープ」のKPをした彼です。彼は雰囲気作りが本当に上手いですね。舞台はややオープンなクローズドですが、誘導もわかりやすく、選択を迫られたり運が必要だったりする場面もあり、伝奇物のような雰囲気も相まってTR〇CKのような緊迫感のあるセッションになりました。

 

⑲赤と青の約束 オリジナルシナリオ (大) 8月16日

 <あらすじ>

 探索者達はある日、佐々木 理沙という女性から鏡村という辺境の村に鏡を受け取ってほしいという依頼を受ける。佐々木の依頼を完遂するまではよかったが、その鏡職人の依頼というものが厄介なようで…。

 

 「小さな月~」を作成した彼によるオリジナルシナリオ。鏡村という小さな村で、賀上という鏡職人から息子を村から出すように依頼を受ける、という内容です。これも参加人数の都合から、同じシナリオを2人ずつ、2卓に分けて実施することになりました。シナリオは細かいとこまでしっかり練られていた濃密なシナリオでして、後日もう片方の卓でもシナリオを見ながら手伝いをしたのですが、手伝いするにあたって困ることが全くありませんでした。いやまあ僕の技量不足でちょっと手詰まりしたところもありましたが…。

 僕の探索者は「佐世鹿 せつな」という、喫茶店を併設した古本屋を営む女性でした。見た目は落ち着きがありますが、意外に行動力があるという性格です。「あさ・ひる・よる」の「よる」枠でもあります。

 このセッションで初めてココフォリアというTRPGツールを使いました。最初におすすめしたのは僕だったのですが、KPが華麗に使いこなしてくれていて感動しました。やっぱり声だけでなく、実際に盤上で動かしながらやるとわかりやすくていいですね。

 一方、セッションの方はこれまでのセッションの中で探索者、プレイヤー間の雰囲気が最悪になった回でした。原因は「響詠~」「エルズ・コール」から連綿と続いていた「違法行為に対する許容が出来るかどうか」の考え方の相違だったのですが、当時の僕は違法行為を是としない人間でして、今回も違法行為に走った相方を止めたものの押し切られてしまい、それで自棄になってあとは適当になっていました。KPごめんね。その態度は相方の不興も買ったようで、翌日Twitterでも軽く口論になった後、その日の夜反省会が急遽開かれ、お互いの考え方について和解しました。僕の中でもかなり反省が多い回で、ターニングポイントにもなった回でした。

 

⑳恐るべきものは オリジナルシナリオ (大) 9月17日

 <あらすじ>

 ある日、探索者達の元に「理道 詩子」という女性の捜索の依頼が来る。彼女はマリンスポーツ中に行方不明となった。行方不明になった場所の近くにあった大上島にヒントがあるのではないか、という依頼人の言葉を聞き、探索者は大上島へ向かうことになるが…。

 

 「深海のアーク」作者によるオリジナルシナリオ。今度高校卓でやることになってるので詳細は伏せます。

 このセッションで面白かったのは複雑に交わる探索者同士の人間関係。詩子を基にしたガワを使用してパパ活配信をしているVTuberの少女、その少女をストーキングするクレイジーサイコレズ、詩子の元彼のどんなときも薬物使用してそうな大学生、ただの海上保安官のおじさんだったのですが、パパ活配信をしている少女がこの海上保安官のおじさんをターゲットに積極的に絡むもんだから、もうめちゃくちゃです。しかも忠実に設定を守ってロールをしてくるもんだから、プレイヤーとしての目的より探索者としての目的を優先する始末でした。面白かったのでヨシ!

 で、そのクレイジーサイコレズこと「橙山 うらは」が僕の探索者でした。プレイヤーとしての突っ込みばかりしていたら肝心のそのパパ活姉貴に絡むのを忘れ、「近くにいるのにかえって無言なのが怖かった」と言われました。後方彼氏面系なんだようちの娘は。

 

㉑奇妙な共闘 既存シナリオ (高) 9月17日

 <あらすじ>

 探索者達が新宿駅から各々の目的で京王線に乗っていると、初台駅のあたりで急に電車が停止する。トンネルの中で止まる列車の中で、探索者達は奇妙な光と大きな爆発音を見聞きする。それは単なる、東京を中心とした巨大な陰謀の始まりに過ぎなかった。

 

 「クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2010」に掲載されているシナリオ。KPは「激ヤバ毒入りスープ」「禍神の島」のKPです。彼はすっかりCoCの魅力に取りつかれており、公式サプリメントや海外の原書なども購入したようでして、薦めてよかった…よかったのか…?という気持ちです。まあ楽しければOKか。

 公式サプリというだけあって、シナリオは時代考証・設定共にしっかりしていて、すげーすげー言いながらプレイしていた記憶があります。ぜひこれは大学卓の方にもやっていただきたいですね。

 自探索者は「紫崎 紅音」。薙刀部に所属する、足癖の悪い都会っ子女子高生です。TRPGTwitterアカウントのIDはここから来ています。年上の人を「○○のお姉さん」「○○のお兄さん」と呼ぶなど、結構しっかり設定を練った探索者の1人です。薙刀部であるという設定を生かして、メインDPSとして活躍できてよかったです。

 

㉒炎の復讐者 既存シナリオ (荒) 10月4日

 <あらすじ>

 時は1920年代。探索者達はベンジャミンという富豪から「燃える男」についての依頼を受ける。話によると、彼の家の使用人、雇った傭兵などがこの「燃える男」に襲われたというのだ。この謎を解くため、探索者達はベンジャミン邸に潜り込むことになる。

 

 かたり様作のシナリオ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11400408

 9月中旬。「いろはに」の作者からの「他の人ともCoCやりたくね?」の一言で、高校卓メンバーと大学卓メンバーが一堂に会することになりました。最初は不安でいっぱいだったのですが、お互い気が合ったようで、(両卓合計で9人いたので)3卓程度に分けて各々でシナリオをやろう!という話になりました。そのうちの1つが、「炎の復讐者」です。また、この前にやっていた別の卓が1920年代の公式シナリオ「紅文字」をやっていたので、折角だからということで1920年代のシナリオを採用しました。

 メンバーは「いろはに」作者と「くらくなるから」KP。両者の性格は結構異なるのでどうなるんだ…?と思いましたが、これが思わぬ化学反応を起こし、お互いノリノリで探偵バディを演じてくれました。ダイスもこれに乗じるように面白いくらいの目を出しまくってくれました。気が付いたら、あらゆるNPCを巻き込む超ハッピーエンドに辿り着きました。2020年最高級にバカ騒ぎしたシナリオだったと思います。CoCで登場人物の強さTier表なんていうのが作られるセッションなんてある?

 

㉓#拡散希望 オリジナルシナリオ (高) 10月16日・23日

 <あらすじ>

 ある豪華客船に招待された何らかの芸術に長けている探索者達。この豪華客船では芸術家を呼んでそれぞれの作品の展覧会を開くというものだった。様々な展示場を回る中で、探索者達は一枚の奇妙な絵を見つける。

 

 高校卓の初オリジナルシナリオは、高校卓結成時に招待されたネトゲ界隈の知り合いでCoC初挑戦だった彼によるものでした。クトゥルフ神話原典のとある作品を基に現代版にアレンジした作品で、クトゥルフ神話らしい狂気とホラーに満ちたシナリオでした。これも是非大学卓にやってもらいたい。

 僕の探索者は継続探索者である佐夜鹿でした。彼女は特に芸術家というわけではなかったんですが、古本屋の女ですので、目に入った紙がどういったものか鑑定できる技能、「芸術(紙)」で押しきれないですか?と言ったら通りました。優しいKPだぁ。

 基本シリアス色が強いはずのシナリオだったはずなのですが、100ファンブルが連発したせいで肝心なところで探索者の1人が展示物のなんでもない石に何日も夢中になる事態になってしまい、笑いが止まりませんでした。

 

㉔いろはにほへと殺人事件(2回目) オリジナルシナリオ (荒) 12月20日

 (あらすじ割愛)

 「誰かが作ったシナリオを他人がKPやったらどうなるんだろう?」という試みを基に始まったセッション。「いろはに」が大学卓で大変好評だったので、高校卓でもやろう!となりました。KPはそう、私です。

 最初は1人しか参加できなかったので、大学卓から「いろはに」経験者ながら助っ人として「深海のアーク」作者に参加してもらうことにしていたのですが、結局もう1人参加できることになったので、3人体制での「いろはに」となりました。

 結論から言うと、僕がクソデカいガバを3つくらいやらかしたので、見事にシナリオブレイクしました。事前に「アーク」作者と打ち合わせまでしたのに、肝心なところを徹底し忘れたせいでそこを付け込まれて終盤詰みかけました。結局助っ人に暴れてもらうように頼んだ結果、面白いくらい暴れまわってしまい、シナリオのメインが変わってしまう、といった事態になりました。マジですみませんでした。

 なお、この頃スマ〇ラでセフィ〇スが登場したこととこの助っ人が村で大暴れが重なってこの卓ではしばらく「セフィ〇スブーム」が巻き起こることとなります。

 

㉕台風の目(2回目) 既存シナリオ (荒) 12月26日・27日

 (あらすじ割愛)

 2020年ラストセッションは、時期も近いこのシナリオ。大学卓の方で散々温めていたのですが、荒波卓での活動も活発になってきたこと、前回の「いろはに」の逆もやりたい!という話もあったので、折角ということで時期の近い台風の目を選びました。

 前回の反省を生かし、しっかり2日分を押さえ、ココフォリアでの準備をしていたら、例のイラスト描いてくれる彼がドバドバとスチルや背景を送ってきてくださって助かりました。天才か?

 シナリオの方は肛門の魔術師から元女性の同性愛者、怪盗もやる探偵に高スペック無能元警官と相変わらず強烈なメンバーでして、ことあるごとに茶番を挟んでくれるので笑わない暇がなかったです。相変わらずこのメンバーつええわ…。

 年内最終シナリオらしく、セフィ〇スあり鳥人ありのわいわいした楽しいセッションでした。

 

総括

 今年の4月から始まったCoCだったのですが、気が付いてみたら8か月で25回もセッションに参加していました。とんでもねえ密度だなこれ。まとめだけでも15,000文字あるのやばいだろ。

 はじめの頃に比べると慣れてきたかな、という感覚がありますが、見ての通り僕がかなりガバばかりしているのが目につきますね…。今年のセッションでは出来るだけガバを減らせるように頑張ろうと思います。

 人間関係の方では時々ぎすぎすすることもありましたが、それもCoCというゲームに真剣だからこそのものかな、と思っています。

 高校卓と大学卓のメンバーがくっついたのも僕としてはとても嬉しい出来事でしたね。一緒の趣味で2つの界隈がつながるというのはなかなかないことだと思うので、貴重な体験をさせてもらいました。最初に言い出してくれたメンバーに感謝です。これからもよろしくお願いします。

 今年は「いろはに」の動画作成と、自作シナリオを3本くらいかけたらいいな、と思っています。

 

それでは~。

*1:オイオイオイオイ、書き終わったのは元日なんだが????????

*2:オイオイオイオイ、書き終わったのは元日なんだが????????2

*3:マザヨイノタバイタバイという呼び方も一部界隈にはあるらしいです。マザヨイノタバイタバイのイカイライウィッチャイ。

*4:入間人間さんと言えば、六百六十円の事情と花咲太郎は閃かないもおすすめなので、ぜひ読んでください。

*5:汚いハナヤマタとか言われてます。まあ僕はハナヤマタ読んだことないんですけど。

*6:こいつが推しのラジオ公開収録を潰したことについては10年経っても許すつもりはありません。

*7:僕は就活で市外から来た人間なので、そんなものはない。

*8:シナリオ置き場≪1≫ - クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki。「たーと」の「泥紳士」様の一番上にあります。

*9:https://www.nicovideo.jp/user/13297424/mylist/31231052。当時はぷよぷよ動画だからという理由で見ていたはずです。

*10:品口凸凹 (@tetris_kp) | Twitter

*11:CoCだけに。ギャハハ!

*12:強烈という言葉で抑えてはいけないのかもしれない。

*13:要するに不法侵入。